企画名:支部でよく見るあれをよその子でやってみたくなったんや…(内輪ネタ) by青月七日

 朝町とかエデンとかイソレナさんちの赤いのとかよその子無差別でテロのように標的にしています。
 笑って許してくれるとうれしい。

目次(カーソルオンで色々でる懐かしの仕様)

髪なら思慕
額なら友情・祝福
瞼なら憧憬
耳なら誘惑
鼻梁なら愛玩
頬なら親愛
唇なら愛情
喉なら欲求
首筋なら執着
背中なら確認
胸なら所有(IF設定)
腕なら恋慕
手首なら欲望(IF設定)
手の甲なら敬愛
掌なら懇願
指先なら賞賛
腹なら回帰
腰なら束縛
腿なら支配
脛なら服従
足の甲なら隷属
爪先なら崇拝

腕なら恋慕 -アクライ

 細い腕に唇を寄せる。
 すると彼女は明るく笑って、楽しそうに笑って、愉しそうに笑って。
 ―――綺麗に笑うその顔に、自分はどのような顔を返しているのか。
 少年は、痛む胸を押さえる代わりに、彼女の名を呼ぶ。ライア、と。短い愛称を。
 彼女はその声に応えず、ただどこまでも明るく笑った。

恋だと認めちまえよそしてくっついちまえよという欲望のこもったアクライ。
なんかやたら裏に向かおうとするからいっそ短くなったよ。
まあアクライに関しては私の心も汚れてるから仕方ないですね!

手首なら欲望 -ポコ朱IF

 すくと立ち上がる少女は思う。もう行かなければ。
 けれど彼女が一歩踏み出すより早く、手首をとられる。
 振り向けば、彼女を射るのは金色の瞳。
 否、射るというよりは。乞うような。すがるような。からめとるような。
 熱のこもった、危うい瞳。
「―――ここに」
 いてくれ、と。
 夢見るような声色で囁く彼に、少女は何も答えない。
 足を止めて、ただその瞳を見返す。立ちすくみ、唇を引き結び。苦々しい表情をさらす。
 その様子は、彼の胸にも痛みを与える。
 ひどく―――甘い痛みを。
 自然と持ち上がる口の端で、固くなった手首にキスをする。
 ここだけでいいだろう、と。吐息のように囁く声は。薄い皮膚を少しだけ濡らした。

病んだら二人の世界を求めそうだよなみたいなポコ朱。
ごめんなさい超楽しかった。

手の甲なら敬愛 -ゼーランディア様と主神様

 濃い緑の髪を流した女は、自信の主の前に跪く。
 そのまま瞼を閉じて、その白い手へとそっと唇を寄せる。
 忠誠の証に、答える声や仕草はない。
 されど彼女は幸福に笑う。
 見ずとも分る。今、すべての神を統べる主は笑っている。
 それだけわかるならば、ここにいるのならば。
 それは彼女の笑みの理由。

ゼーラ様と主神様。敬愛の他にも色々入ってそうだけどとりあえず敬愛の図が美しいかなと思ってやってみた。
が。会話が浮かばなかったことがよくわかる図である。

掌なら懇願 -アセフィア

 彼女は困っていた。掌を握られ、柳眉をひそめている。口を引き結び、身を固くして。全身全霊で困っている。
 彼女と向き合う男も困っていた。彼女を見つめ、白く繊細な手を握り締め。へにゃりと眉を下げながらも、困っている。
「お願いだから」
 その顔のまま、彼は言う。
「ここにいてほしい」
「…ちょっと離れるくらいで大げさでしょう」
 早く行ってきて。用事すませてきて。
 冷めたというよりは疲れた口調での言葉に、彼はぶんぶんと首をふる。
「だってフィアナすぐどっかいくから!」
「ああうん。わかった。ちゃんと待ってるから。行ってきて」
 つかまれていない手をひらひらとふる妻に、夫は大いに溜息をつき、次の瞬間ぱっと笑う。
 どうかしたの、と聞くより早く、彼女の掌になれたぬくもり。彼の唇の持つ熱が触れる。
 ここにいてね、と囁く声に、彼女ははぁ、と疲れた息をついた。

デートなアセフィアを書いてみたくなって。あとこの夫婦懇願されると断れなさそうだよなという目で見てる。

指先なら賞賛 -ピオニアさんとベルさん

 主の指から滴るものを見てしまえば、手当をするのは当たり前。
 当たり前のことなのに、ベルの主はひどくくすぐったそうに、少し居心地が悪そうに笑う。
「なにか問題がありましたか?」
「いいえ。ないわ。
 大げさすぎて、びっくりしただけ」
 いつも通りの、いつも通りに聞こえる声に、なぜかベルは胸が締め付けられる。
「大げさだなんて、そんな。そんなことはありませんわ」
 手当を終えた指を両手で握り、そこに頭を垂れる。
「この指は、美しいモノをたくさんつくる魔法の指。
 それがなくとも、私の大切なものですもの」
 軽く口づけるようにして告げられた言葉に、主は笑う。
 その声から何を思っているかは、うかがえないけれど。
 胸のつっかえは少しゆるんで、ベルも笑った。

この二人敬愛でもいいけどこのべったべったな指ネタをやりたいなぁと思ったからこっちで。だがしかし直前までどちらからキスするか地味に悩んだ。
なんとなく手を褒めるって萌える気がするんだよなあこの組み合わせ。と思ったのですよ…。

腹なら回帰 -精霊使いとなにかしら

 彼女の腹に唇を寄せる。
 己の帰る場所はここで、生まれた場所はここ。
 否、帰る場所ではない。常にある場所。常に、彼女とともにある。
 けれど。
 けれど、聞こえる鼓動は、己とは異なるもの。
 く、とわずかに笑えば、彼女が怪訝そうにするのが、手に取るようにわかった。

 真夜さんと同居人っぽい人の。人?の。
 なんかキャラ違う気がしますが回帰かあ回帰なー回帰―と悩んでた結果の組み合わせでした…

腰なら束縛 -アクライ

 隣に転がる熱が離れる気配で、少女はそっと手を伸ばす。
 そのままぎゅうと抱き付いて、目の前にある肌に口づける。
 唇越しに伝わるのは、腰に触れた熱に相手がくすぐったそうに身じろぎする感覚。
 それを愉快に思いながら、彼女は笑う。
 とろけるように、甘く。
 まだいいじゃないですかぁ、と。ねだる声も、同じ色。
 答える声には、ほんの少し疲れが見えた。

試行錯誤の結果エロくなったので、直接描写ないからセーフセーフと言い張る作戦になった。
しかしライアナさん独占欲強そうだけど束縛はあんまりしていないようなそうでもないような。けど書きたかったんだよ。

腿なら支配 -メマチ

 頭を預ける膝というか腿は大変柔らかい。けれどそれと反比例するように、膝を借りる少年の顔は固い。全身が固い。
 その意味を重々知りながら、彼女はにっこりと朗らかに笑う。
「そんながっちがっちにならなくてもいいのに」
「なるよ」
「リラックスしてほしくてしたのに」
「無理だろ」
「んもう。ダメなメー君だねえ」
「ダメでいいデス」
 顔を背けて身を固くする恋人の言葉に、彼女はとても満足そうに笑う。
 満足そうで楽しそうで、ああ良いことだな、と彼は思う。こういうところはダメでもいいや、とも思ってる。
 それでも、胸が少し痛む。心臓が必死で動きすぎているのかもしれない。さすがに悔しいからかも、しれない。
 だから、ほんの少し頭を動かす。何か言われる前に、借りた腿に唇を寄せる。
 軽い感覚に、彼女はきょとんと目を見張り、すぐにくすくすと笑う。
 直接目にすることはなくとも、彼にはそれがよく分かった。よくわかると、一層心臓が痛い。死にそうだ。いや死ぬのは困るけど。一人で死ぬのは、嫌だけど。
 ああ、本当に。この女に、命を握られてるんだろうなあ。
 それは全く嫌じゃなくて。それはちっとも嫌じゃなくて。
 いっそ揃いの気持ちならいいなと、そんなことを願っている。

この心臓は君のモノ。
うかばねーなーうかばねーなーじゃあメー君は脚派だしそれでいいか!と思った。

脛なら服従 -ニウ乃亜

 ある龍の前に、地面に座り込んだ主がいる。
 彼はそっと脚を取り、つま先に近い方に口を寄せた。
 突然の口づけを受けた彼の主は、じとりと目を据わらせて、何の真似だ、と問うた。
「特に意味はありません、が」
 穏やかではない目線の理由は、突然の接触を厭うものだろう、きっと。
 そのことをおぼろげに悟りながらも、彼はそっと目を伏せる。
「服従の証と、思ってもらえればよいですね」
 細いだけとうつる脚は、触れればむごく柔らかい。
 吸い込まれるように再度触れても、特に何の反応もないものの―――
 繊細とも頼りないとも言えそうなそこに触れると、胸のうちに何かが広がった。

ニウロさん跪かせたいめっちゃ跪かせたい相手は勿論乃亜さんだ。しかし一本膨らませるほどじゃねーなじゃあお題的なもんにつっこめばいけるな!って思って。
楽しくてやった。反省はしている。キャラがつかめてない的な意味で。
しかし案外主が巨乳といい関係性といいなんかこう。こう。またこういうのちゃんと長いので書きたい空気があるよニウ乃亜。と犯行予告する。怒られたら止める。

足の甲なら隷属

 ある日、一組の男女が森を歩く。優雅に、穏やかに散歩を楽しむ。
 そんな中、男は提案する。疲れたなら休みましょうか、と。
 すると彼女は微笑んで、ええ、と答え、静かに切り株に腰掛ける。
 一方、彼は地面に膝をつき、そっと彼女の足を支える。
「辛そうでしたので、痛むのかと思いまして」
「まあ。そんなことはありませんわ」
 その所以を聞くよりも早い説明に、女はにこりと笑う。
 相手が跪くこと自体には、疑問を抱かない表情。人の上にあることに疑問を抱かない表情。
 その笑みが美しいと思いながら、男は足の甲へと口づける。
 くすぐったそうに身をよじる女は、華やかに笑う。
 幸せそうな笑みに、彼も笑う。
 ささやかで、氷にも似たその笑みは、彼女の目に留まるより早く、ほどけるようにとけて消えた。

あぶれたーずがイカの足かじるのはやっぱりいくらなんでもアレだよなと思って考えた。朱音さんの両親ならいけんじゃねと。
全然隷属してないじゃんというあれですが私忠誠とか愛とか誓ってんのが腹の底で別の考えてるのも好きなんですよね。

爪先なら崇拝 -レンオル

 彼女のためにできることはなんだろう。
 彼にはその答えはわからない。
 ―――ただ、分かることもある。
 こうして触れることは、彼女のためにはならないのだろう。
 それをわかっていても、彼はそっと手を伸ばす。
 包帯のまかれた足に触れ、頭を垂れる。
 気落ちしていると分かる仕草に、彼女は苦笑する。
 もう大丈夫だよ、と囁く声は優しい。
 胸を熱くさせるその声に、彼はそのまま俯く。
   そうして、唇で爪先に触れる。
 きっと彼女のためにならない行為。あるいは彼女を傷つける行為。
 けれども、熱のないそこは、どこか甘い。
 そうして、何よりも尊いと信じている。

オルエン様とレンさん。意味優先で。
思ったよりエロくならなかった。よし頑張った私。(全年齢的に収めたぜ的な意味で)



←前半22タイトルへ
back